鍵はとても身近なものです。何も問題がなければ良いですが、このようなトラブルで困っている方もいるのです。 すぐに呼べる鍵屋を探しておきましょう。
私の会社では常時お金の取引を行っておりインターネット上での受け渡しもあれば、店舗での取引も行っています。ですのでまとまったお金をある程度業務用の大きな金庫の中に保管しています。簡単に盗まれてしまっては困りますので、大型で頑丈・床に据え付けて防盗対策を行っています。
金庫を開けられる者は担当のみで、ダイヤル番号4ケタともう一つのダイヤル4ケタの番号を管理しています。ですがこの程、担当者が移動することとなり金庫のダイヤル番号は次の物に引き継がれました。金庫室に入るにも鍵が必要なのですが、この鍵は担当の者が管理しています。こういった事から防犯カメラは店舗側のみで、事務所内には設置していない状況でした。
しかしある日、収支の管理をしている者から金額が合わない事が多いと指摘され、単なるミスではない額になっていると伝えられました。かならず金庫のお金の出し入れの前にはチェックをしている為、社内調査を行った際に担当の者と社員の無実は証明されたのですが、では一体誰がとなり疑われたのが元担当者でした。実は元担当者は店舗移動となりましたが現在の店舗にも業務の為何度か訪れる事があります。もちろん金庫の鍵の場所は、ダイヤル番号は把握済みで、防犯カメラがどこにあるかも全て知り得ているのですから、調査員が問いただしたところ金庫のお金をくすねていたと自供しました。当然元担当者は解雇となりましたが、担当者が変わった際には金庫のダイヤル番号を変更するというセキュリティ面で会社にも落ち度がありました。これを機会に、すぐに鍵屋さんにダイヤル番号を変えてもらって、また金庫室にも防犯カメラを設置し、ドアの鍵は指紋認証にして厳重に管理しています。