鍵はとても身近なものです。何も問題がなければ良いですが、このようなトラブルで困っている方もいるのです。 すぐに呼べる鍵屋を探しておきましょう。
先日、私の母が大往生の末他界しました。遺品の整理を行っていましたら、その母の金庫が出てきました。金庫の存在は聞かされていませんでしたし、整理を行う上でそれらしい鍵も出てこなかったのでどうにも開ける事はできません。また小さな手提げ金庫ならばよかったのですが古くて頑丈そうな大き目の金庫です。家族も高齢ですので金庫を壊すような力はなく、金庫屋さんに相談しました。
すると近くの鍵業者を紹介してもらえましたので、お呼びいたしました。鍵師の方曰く、遺品整理での金庫開錠依頼は珍しい事でもなく、金庫の中に土地の権利証や遺言書・財産などが仕舞われていることもあり、金庫が開いたときのお客様の反応も様々ですとおっしゃっていました。期待していた金庫の中身がからっぽだった、はたまた昔の懺悔・反省文書や、恋人時代の文通、家族の写真など心温まる物もあるそう。
うちの祖母は遺言書はすでに正式なものを作成していましたし、土地の権利書なども所定の場所でしっかりと保管されています。何も期待する事もなく整理の一環で開けてもらった金庫ですが、中からは判子や預金通帳のほか、小さい頃書いたであろう私たちの絵や手紙が入っていました。長く寝たきりの母が亡くなったときから今まで、冷静に事実を受け止められていると思っていましたが、金庫の中身を見た時